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2006年11月 1日 (水)

ボビー本

9月末に発刊された「バレンタイン流マネジメントの逆襲」という書籍を読んでみました。
ボビーのチームマネジメントが昨シーズンのマリーンズを中心に、具体的にどのように作用してきたかを回顧録風にまとめられているものでした。

昨年自分はマリーンズにどっぷりはまって春先からアジアシリーズまで、その戦いぶりを例年以上につぶさに観てきた分、懐かしさを感じながら読むことができました。
(いいシーズンだったなぁ。。。)

個人的に感じていたボビーやマリーンズに対する印象どおり「やっぱりそうか」と共感できる部分もあれば、自分が知らなかったボビーの側面も知ることができ、マリーンズファンなら一読しておいて損はない内容と思います。

昨年のマリーンズでのボビーの活躍を中心にまとめられているため、彼の監督術が完全無欠のように描かれているのですが、単にボビーを持ち上げるだけの内容じゃなく、ボビーのマネジメントの落とし穴にもきちんと触れられています。
実際、今シーズンは散々なものでしたが、本のタイトルどおり来シーズン逆襲できるかどうか、ボビーのマネジメント術の真価が問われるシーズンになりそうです。

本の詳細は実際に読んでいただくとして^^;

ちょっと印象に残った部分について触れてみます。

【二重人格ボビー】
ファン(TV取材を含む)や選手に接する時のボビーは「陽気で気さくなアメリカ人」の顔ですが、
マスコミ(TVカメラの無い取材)やコーチに接する時は愛想が悪く、横柄で傲慢な態度をとるそうです。

言い換えると「選手のベストプレーを引き出すため」「ファンサービスのため」に明るいアメリカ人を演じているという事のようで、奥が深い人物なのか、ただの嫌な奴なのか、意外と謎の多い人物ですね。

【主力のリストラについて】
昨シーズンのオフに、小坂、イ・スンヨプ、セラフィニという主力選手の放出劇があったわけですが。

小坂の放出について、、

小坂の放出をボビーが言い出したのではないようですが、ボビーは了解していたようで、

もともとボビーの構想としては小坂がマリーンズに残っていた場合、出番が減る方向へチームを変えていくつもりだったようです。
実際、西岡をショートで固定し、セカンドには青野という若手が台頭してきました。
小坂を使うのが嫌だから、ということではなく、西岡の更なる成長や、青野の台頭に期待が大きかったようです。

だからボビーは、「小坂にとってプレーのチャンスが与えられるチームに移籍するということはよい事。」ととらえていたようです。
(実際は今が小坂の売り時!と思っていたのかもしれませんが。。。)

そう考えると、小坂が戻ってくるチャンスは少なそうですね。。

ボビーの選手放出・獲得の判断の中には、「ファンの感情」は加味されないようですね。

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