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2008年1月15日 (火)

「アスリートの聖地 カンプ・ノウ」を見て

WOWOWで放送された「アスリートの聖地 カンプ・ノウ」を見てビックリしました。

自分も高校生の時はヤタガラスのワッペンをもらったサッカープレーヤーの端くれでした、サッカー観戦歴は20年を越えます。
衛生放送でヨーロッパのサッカー中継を観たりサッカー雑誌を読んだりしてキングオブスポーツであるサッカーの何たるかを、把握してるとは言えないまでも少なからず理解してるつもりでした。
ヨーロッパ若しくは南米を中心とするサッカー先進国ではサッカーがスポーツを越えた社会の一部、文化として人々の生活に根付いているなんて事も理解しているはずでした。

でも、この番組を観てその認識を改めざるをえませんでした。

カンプ・ノウとはスペインのサッカークラブ、FCバルセロナのホームスタジアムの呼称でスペイン語ではなく、バルセロナを含むカタルーニャ地方の言語「カタルーニャ語」で新スタジアムという意味。
スペインで起きたクーデター、そして悲惨な内戦を経て軍事独裁政権時代に中央のマドリードから弾圧され続けた地方バルセロナを含むカタルーニャ地方にあってF.Cバルセロナというサッカークラブが文化などと一言では表現できないほど強烈にスペインのカタルーニャの人々の心に自由と団結の象徴として心に刻まれている存在であり、その思いを受けて新設されたホームスタジアムこそカンプ・ノウだったのです。
平和の象徴とも言えるスポーツとはいえ、決して健全で平和的な環境の中で順風満帆に育まれてきた歴史ではなかったのです。
平和ボケ日本国民にはとうてい想像もつかないほど、単なるサッカーチーム以上の宗教をも越える求心力をもった存在。

ヨーロッパにはイングランド、ドイツ、スペイン、イタリアなどのサッカーがメジャーな国でなくてもクラブ史が100年を越えるチームなんぞ山ほどあります。
F.Cバルセロナ以外にもそんな存在のチームが五万とあるのでしょう。

私はサッカーを語る時に「海外では」なんていう言い回しが好きではないのですが、スポーツ以上の存在になっている海外サッカーの深い歴史を目の当たりにすると、たかが十数年のJリーグファンとしてはぐうの音も出ません。
ほんと、深いですねぇ。

いつしか日本のサッカー文化も海外のそれに匹敵する求心力を持ったスポーツに成長してくれることを願いたいものです。

スペインリーグではバルセロナよりもレアルマドリードが好きでしたが、こんな歴史を知ってしまってはバルセロナを応援しないわけにはいきませんな。

って、日本人ってのは節操が無くていけません^^;

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