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2010年11月22日 (月)

千葉ロッテ日本一を振り返る⑤

【今年のパリーグ】
 前にも書いたとおり、今年のパリーグは大混戦。

 最終的に優勝(1位)はソフトバンクでしたが、どのチームが優勝してもおかしくないシーズンでした。
 特に上位5チーム、ソフトバンク、西武、ロッテ、日ハム、オリックスは戦力的にも拮抗し、シーズン終盤は各チーム毎試合必死さが伝わってきました。
 特に感動した、というか切なかったのは、西武のマジック1からの大失速、ソフトバンクに3連敗したダグアウトで片岡選手が涙してる姿。どのチームも必死に頑張ってるんだなぁと身に沁みて感じました。
 特に西武はゲーム差無しでパリーグ優勝を逃したり、CSではロッテにありえない大逆転負けを喫したりと、切なさ満載のシーズンでした。真剣に取り組んでいる選手にとっては大声で夕日に向かって叫びたくなるくらい悔しい思いをしたことでしょう。
 日ハムもディフェンディングチャンピオンとしては不甲斐ないシーズン前半の大不振。交流戦から一気に借金を返済して3位争いに加わってきたのは見事でしたが、不本意なシーズンだったでしょう。
 オリックスもT岡田のブレイクや豊富な先発投手陣の活躍は素晴らしかった。
 ソフトバンクは、先発・中継ぎ・クローザー共投手陣が素晴らしかっただけに、野手陣のCS恐怖症を克服さえすれば。。。

 しかしまぁ、上位をパリーグが独占するというパリーグファンには痛快極まりない交流戦や、シーズン終盤までの大混戦と、充実したパリーグでした。

 来年は、楽天の星野監督や日ハムの斉藤祐を筆頭に話題豊富な更に楽しいパリーグになる事を期待しましょう。
 日本一になった次の年ってロッテは悲惨な成績だっただけに、ロッテ的には心配ですが(苦)

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千葉ロッテ日本一を振り返る④

【ポストシーズンのロッテ】
レギュラーシーズンで残り3試合全て勝利しないと3位になれないところから、3連勝して3位に滑り込み、
CSファーストステージでは、9回表4点ビハインドか大逆転勝利などで2試合連続逆転で西武を撃破。
ファイナルステージでは、ホークスのプレーオフ恐怖症も大いに助けになり、ホークス1勝のアドバンテージを跳ね除けて、というかホークスが半分自滅してロッテ優勝。
日本シリーズは接戦の末ドラゴンズを降した。

レギュラーシーズン終盤から1カ月余り、劇的な試合の連続で、まさにミラクル。
そんな中投手陣の頑張りは凄かった、
故障で1軍当番機会の無かった内の覚醒。
終盤は故障で一時離脱した伊藤の復帰(良く戻ってくれた)。
2軍で調整し、復調した渡辺俊介。
中継ぎに回って良い仕事をした小野、
中四日の登板続きで好投した二代目自称エース成瀬などなど
投手陣の立て直しというか、巻き返しがミラクルの原動力。
ってか、シーズン中からやっとけ!と突っ込みたくなるくらいの投手力アップ!

打線もこれに応える。
今江、清田はもちろんの事、CSや日本シリーズでは西岡、サブローの打率が低かったが、打点はきっちり上げて、粘り強さが際立った。
(延長15回引き分けの時に上げた2点はいずれも4番サブローの打点)

2005年の時もそうだったけど、
相手チームは待ち時間が長くて調子が狂った。
とか、
ロッテの「勢い」が凄かったみたいな解説が目立つのですが。

日本シリーズでは中日よりもロッテの方が1週間待たされたし、その間のミニキャンプでも天候が悪くて予定どおり練習試合できなかった。
サブローや西岡みたいに日本シリーズでは打率1割台と苦しんでる選手も必死で打点を上げたり、後ろの打者に繋ぐことによって自力で流れを作り出してるのに、運良く付いた勢いで相手を圧倒したかのような解説が目立つのが残念。

結局、待ち時間が長くても調子が狂わないように調整すること!
調子を落としても何とかする!のが勝つために必要なこと。

2005年の時も今年もロッテと対戦したチームはそれが出来ず、ロッテはそれが出来た。
運もあるかもしれないけど、それを掴むだけのチーム作りをした監督や、ちゃんと準備して実力を発揮したロッテの選手たちが素晴らしかった。

ホント、今年のロッテはイイチームでした。

思い起こせば、西武ドームの開幕戦、
試合開始前にダグアウト前でチーム全員が円陣を組んで声を1つにする光景を見て、本当にスローガン「和」の下にチームが1つになっている、なろうとしていると感じてちょっと感動。(高校野球じゃあるまいし、プロ野球では見られない光景でした)

そんな光景を目にして監督・コーチ・選手の頑張りが開幕からシーズン最後まで伝わってきた一年だっただけに、日本一の瞬間は2005年の時には無かった嬉し涙がこぼれました。

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千葉ロッテ日本一を振り返る③

【レギュラーシーズンのロッテ】

昨年、西村監督が就任するやいなや早々にキャプテン西岡を指名し、

チームスローガンは「和」、

放任利己主義だったバレンタイン色を昨年の秋季キャンプから一掃する事に成功。

キャプテンに指名された西岡は、昨シーズンまでチャラ男のイメージが強く、気合いは見せるものの空回りする事が多かったところをしっかり更生?して、シーズン通して見事にチームを引っ張った。

最多安打&パリーグではイチロー以来の200安打超え、更に首位打者のタイトルを獲得して充実のシーズンを送りました。(個人的にはパリーグMVP。何故、防御率5位で勝ち数もオリックス金子と同じ17勝の和田がMVPなのか?無理に優勝チームから選ばなくても良いのにねぇ)

チームはそんな西岡の頑張りと同様、全体的には好調を持続。

特に、開幕ダッシュの立役者となった荻野貴、シーズン後半はレギュラーを獲得した清田、守備走塁に貢献した育成上がりのY岡田と、若手野手の活躍が目立ちました。

逆に投手陣、特に先発投手陣は低調で、小野、唐川、大嶺、俊介と期待されたローテーションピッチャーが故障や不調で2軍落ちも経験、特に2ケタ以上の勝ちを期待された小野、唐川はケガで2度も二軍落ち。俊介の深刻な不調(規定投球回をクリアした投手の中で差最低の成績、8勝8敗防御率4.49)も痛かった。

変わって、マーフィー、吉見、コーリー、ペン、の新加入選手が手薄な先発陣を少しだけ助けてくれた。この新戦力のやりくりがうまく行ったのは西本コーチの手腕か。

特に、マーフィーが12勝6敗(貯金6)と、2代目自称エース成瀬の13勝11敗(貯金2)を上回る活躍を見せてくれたのは嬉しい誤算でした。

苦しい時期もありましたが、最終的には滑り込みで3位。

とは言っても、1位ソフトバンク、2位西武はゲーム差無し。

3位ロッテも1位と勝利数では1差だった事が示すとおり今年のパリーグは大混戦で、順位はついたものの1位から5位まで実力差は無かったと言って良いのではないでしょうか。

一歩間違って、西武が優勝していたら、日ハムかオリックスが3位に入っていたら、

楽天を除いてどのチームにも日本一のチャンスがあったようなシーズンでした。

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千葉ロッテ日本一を振り返る②

【落合バッシング】

ロッテに日本一になって欲しかったのは勿論ですが、それよりも中日、特に落合監督に負けるのが嫌だ!と思いながら応援してました。
落合監督采配や彼のチームマネジメントに対する批判はマスコミも事あるごとに報じているので今更ですが、
今回の日本シリーズも落合監督は本当にイヤラシイ性格だなぁと思わされました。

意味不明な発言で本心を悟られないよう相手を困惑させようと振る舞ったかと思えば、
重箱の隅をツツクというか相手の上げ足を取るというか、超現実的な細かい事に執着した指摘をしてみたり、
勝利のために非情な采配に徹してるのかと思えば、温情采配してみたり、
さも策があると言わんばかりに強がりを言ってみせたり、
素直に勝者を讃えなかったり、敗者に鞭打ったり、決して腹のうちを見せない。
かと思えば涙もろかったり。

要するに一貫性が無く支離滅裂なわけです。
どうせやるなら悪役に徹してみろ。

WBCやオリンピックに選手を出したがらないのも、
散々選手に圧力かけてるくせに選手の判断で辞退した言い切る嫌らしさ。

とにかく
良く言えば「全てはチーム(ドラゴンズ)の勝利のため」
悪く言えば「チーム(ドラゴンズ)さえ勝てればそれで良い、ファンが楽しいとか、プロ野球界がどうなろうと知った事ではない」

結局、落合監督の采配では日本一になれなかったのだから、嫌らしい采配も嫌らしい発言も全て水の泡。
強いチームを作りたいという志はある監督なんでしょうけど、ファンを置き去りにしたやり方をするのはチームを応援するファンが可哀想でなりません。

ロッテが日本一になってくれてホントに良かった。
オチヤイに負けなくてホントに良かった。

まぁ、毒のある落合監督が大好き!というファンも少なくないんでしょうけど、

自分は大嫌いです。

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千葉ロッテ日本一を振り返る①

ブログの更新をサボっているうちにロッテは5年ぶりの日本一になってくれました。

【クライマックスシリーズ制度】

相変わらずポストシーズンの制度(クライマックスシリーズ)には賛否両論ありますが、自分は今の制度を多少見直すとしても維持すべきと思います。

長いプロ野球の歴史に慣れ親しんできた日本の野球ファンからするとまだまだ違和感がある制度のかもしれないです、リーグ優勝が台無しになるなんて意見も一理あります。

それでもレギュラーシーズン終盤からポストシーズンにかけてのエキサイティングな真剣勝負を目の当たりにすると、昔の制度で下手をするとお盆明けにはほとんどのチームが消化試合に突入する活気の無いプロ野球は見たくないと思うのは自分だけではないはずです。

ここは是非レギュラーシーズン(リーグ優勝)とポストシーズン(日本一)は別物なのだと意識を変えてエキサイティングなプロ野球を楽しんではいかがでしょう。

そもそも、長期のリーグ戦を制したセパの優勝チームが短期決戦で日本一を決めるのも乱暴な話で、リーグ優勝チームが短期決戦になるとからっきし弱いなんてことは多々あって日本シーリーズが凡戦になる事も多々あるわけです。

そういう意味では、長期間開催されるセパ交流戦を制したチームが一番日本一に相応しい、今年はオリックスが日本一!というのでも良いかもしれません。

とにかく、昔の日本シリーズは日本一を決める戦いとしてやる意味はあるのかもしれないけど、多くの野球ファンが楽しめるかどうか内容うんぬんは二の次で、単なる日本一決定試合でしかないわけで、今年の日本シリーズみたいなエキサイティングな接戦になる事は稀なのではないでしょうか。

少なくとも今の制度ならポストシーズンを勝ち抜いて好調なチーム同士が日本シリーズを戦うわけで、接戦になる確率は高く、野球の醍醐味を堪能できるシリーズになること請け合いです。

今の制度は是非続けてもらいたい。

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