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2011年8月12日 (金)

邦画『FLOWERS フラワーズ』

2010年に公開された邦画『FLOWERS フラワーズ』
5月にWOWOWで放送されたのを録画しておいて(あまり観るモチベーションも無かったので)3カ月ほど熟成してから観賞してみました。

観てみたら(熟成の甲斐あって?)これが意外と、というか凄く良い
爽やかで、心に染みる1本でした。

ただ、
資生堂のCMとタイアップした豪華女優陣のキャスト(蒼井優、鈴木京香、竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、広末涼子)、主役級女優を6人も使って、野球で言えば4番打者を6人並べるようなものと揶揄。
ストーリーはそれなりに劇的な部分はあるものの感動の名作と言うほどではなく、演出もチープで退屈な映画。
と、女性目線の映画だけど男性じゃなく女性が酷評している意見も少なくない。

しかし、個人的には、先に言ったとおり「凄く良い」映画。
同年に公開された話題の「告白」(全ての登場人物に心の救いが無い映画)なんかよりも上品で良質な映画だと思います。

昭和から平成まで3世代の女性の人生やそれを取り巻く時代背景や家族がデフォルメ無く素朴に描写されていて、普通で凡庸な人生を一生懸命生きる事の素晴らしさを伝えてくれる、女性にエールを送っているような映画でした。
女優さんは皆それぞれ美しく、演技も良かったです。

映像は綺麗だし、演出が控えめでもとても心の機微を捉えていて、良いセリフも多く単純でも深い意味が込められている。

主役級の女優が6人も居るのでそれぞれの登場人物のサブストーリーへ注意が分散してしてしまう気がしましたが、逆にそれぞれの登場人物の背景があってこそ、その後の親子や姉妹の絡みがより鮮明に心を打つんだと思いました。

とっかかりはCMの延長で制作会社のゼニ儲けの匂いがする映画なので敬遠されるかもしれないけど、内容はとても良かったと思います。

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